Vol.13 足底腱膜炎
今回は足の裏の痛みについてです。
足の裏の痛みも色々ありますが、足底腱膜炎について詳しく説明していきたいと思います。
足底腱膜炎とは…
足底腱膜の踵骨側停止部の変性により踵部痛を生じる疾患です。
ビジブル・ボディの提供による画像
足底腱膜炎の原因は?
足底筋膜に繰り返し衝撃と引っ張られる力が加わると炎症が起こりやすくなります。
誘発する要因として、スポーツによるオーバーユース・長時間の歩行・足にあわない靴の使用・足の筋力不足や柔軟性の低下などがあげられます。
足底腱膜炎ってどんな症状?
朝起きた時の一歩目の踵部痛が特徴的です。
歩行時に出現する踵部痛、歩行経過とともに痛みが軽減していく場合もあります。
足底腱膜炎ってどうやって判断するの?
整骨院の場合だと基本的に問診と触診で判断できます。
患者様が歩き始めに踵の痛みを訴えて、踵骨側停止部に圧痛を認めれば足底腱膜炎の疑いが強いです。
足底腱膜炎の施術は?
足底腱膜炎の疑いが強い場合は、ストレッチにて腱膜を伸ばす事が重要です。
そのほかに、テーピングによるアーチの補強やアーチサポートのサポーターやインソールなどがあります。
最後に…
今回は足底腱膜炎についてでしたが、足の裏、踵の痛みはこれだけではありません。
なかなか良くならない踵の痛みはお近くの整形外科の受診か、整骨院で診てもらってください。
スポーツをしている方は痛みがあるとパフォーマンスの低下につながりますのでなるべく早めの受診をお勧めします。