Vol.14 これからの時期 とても万能なアロマの香り❕❕
こんにちは。やわらぎ鍼灸整骨院の古川です。
インフルエンザ予防接種、ボチボチ受けられた方もおられると、思います。
これからですね、風邪やインフルエンザが流行りだすのは…。
それに加えて今年は、コロナも…。💦💦💦
今回は、これからの時期にとても万能な
『ティートリー』というアロマの香りを紹介します。
この『ティートリー』とってもとっても優れものなんです❕❕
このティートリーはオーストラリアに自生するフトモモ科の植物で
この葉っぱを蒸気蒸留法で得られるエッセンシャルオイル(精油)です。
何千年も前から、オーストラリアの原住民アボリジニ人のあいだで、
傷の手当などに利用されてきた有名な植物なんだそうですが…
『アボリジニのティートリー伝説』はご存じでしょうか?
先住民アボリジニには、プリンセス・エレマニのティートリー伝説があり
とても素敵だったので紹介したいと思います。
「『癒しの地の谷』を意味するバンガワルバン谷に住む
バンジャラン族のプリンセス・エレマニ。
彼女は離れ離れになった恋人を訪ねるため、
ニューサウスウェールズ州海岸沿いの森に旅に出ました。
しかしそれは未知の長旅。旅の無事を大地と植物の神に祈りました。
すると神様は特別の種を与えてくれました。
その種を持ち森へ入ると、鳥たちに導かれ
種をまきながら進むと、水分豊富で肥沃な森の土に落ちた種は
根をはり太陽に向かい伸び、育った木の樹皮は白く美しい紙の
ようで、森の中でひときわ目立ちました。
夜になると月光を受けて輝き、来た道を照らし、
神様が森の旅を守ってくれていることを感じました。」
このようにして植えられた木は、何千年もの間
バンジャラング族の神聖な守り神の木とされてきました。
この木こそ、後に『ティートリー』と呼ばれる木です。
やがてバンジャラング族の人々は、この木の葉を
薬草として利用するようになり、今では
オーストラリアの家庭で、常備薬とされているそうです。
香り… メンソール系の爽やかな
ハーブ調のシャープな香り
作用としては… 抗菌作用/抗真菌/抗ウイルス/
消炎/鎮痛
適応としては… 風邪/気管支炎/
インフルエンザ/扁桃腺炎/咳/
発熱/皮膚炎/湿疹/
吹き出物/ニキビ等
使用法としては… 内服はしないで下さい。
原液は使わないで必ず
精製水や水などで
薄めて使用して下さい。
(局所的であれば原液で塗る
ことが可能な精油ですが
パッチテストなどでまず、
大丈夫かどうか試してから
使用して下さい。)
使用期限としては… 身体に使用する場合は
キャップを開けてから6ヶ月間。
芳香浴としては1年間使用可能。
これからの時期、私はうがい薬として使ってみようと思ってます。
作り方は簡単❕
コップ一杯の水にティートリーオイルを
1~2滴垂らすだけ。
匂いはキツイですが、味はありません。
うがい後は口の中が、とっても
爽やかになります。
今まで、イソジンを使ってたんですが、
今年はこのうがい薬で
冬を乗り切ってみようと思います。
この『ティートリー』はペットのノミやフケ予防に加え細菌性の耳感染症の治療薬や
マラセチアなどの皮膚炎の利用に用いられる事もあるそうなので、使用時期、使用方法よく調べて
家のワンちゃんにもマッサージしてあげようと
思ってます。
(※ 猫ちゃんには毒になるそうなので使用しないで下さい。)
<参考文献>
https://www.treeoflife.co.jp/library/partnerfarm/herbtravel/vol15.html